空調の省エネ

最も消費されているのは空調

環境問題や東日本大震災以降の電力不足など省エネは、一般家庭や商業ビルそして工場で取り組まなければならない問題となりました。とりわけ電力消費量の多い工場は、いかに効率よく省エネを進めるかが現在の企業が抱える大きな主要問題となっています。そこで工場ではどのような省エネの仕方があるか見ていきましょう。工場での省エネ対策を考える上で、避けて通れないのは空調です。一般的に工場で使われるエネルギーのうち、7割が電力が占めます。その7割の電力のうち、最も多くを占めるのが空調の電力消費量です。つまり工場を省エネ化させるためには、空調の対策を取ることが最も効果的とも言えます。また空調は固定エネルギーの性質があるため、空調の省エネ化を進めることはコスト削減にもつながります。

いろいろある空調の省エネ対策

では工場の空調を省エネ化させるためにはどのような方法があるか見ていきましょう。まず最初に考えられることは、冷暖房の設定温度を見直すことです。一般的にエアコンの設定温度を1度変更すると、冷房では5〜7%、暖房では2〜3%ほどのエネルギーを削減させることができると言われています。クールビズやウォームビズ、シーリングファンなどにより、なるべく空調の稼働率を下げるようにしましょう。次に電力削減システムの導入することです。空調電力削減システムを導入すると、導入するシステムによりますが平均20%ほど電気使用量を削減することが可能です。エアコンの稼働率によっては、30〜35%をも削減できることもあります。またこれらの他にも、空調を必要なときだけ稼働させる、エアコン吹き出し口の最適化、設備のこまめな清掃、冷温水送水温度の調整なども、工場の省エネ化に貢献する方法です。